ワッフルトレーナー
(ナイキ)

マテリアル ナイロン、その他
定価/入手額 不明/16000円
製造年 1970年代
入手 2008年2月
マイサイズ 29cm
魂ポイント ★★★★


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微妙に左右非対称


つま先の雰囲気が◎


ベロのタグは年代によってフォントとRマークの位置に違いがあります


当時は日本も人件費の安い地域の一つだったのだろうか


オールドのコルテッツにはこの辺りにサイズ+製造年の表記があるのだが


ワッフルソール中央に特許番号の表記
US PATENT
NO.3793750



ソールとアッパーの境に製造過程で付いた接着剤の黒い跡が


30年以上が経過しているためあちこちにダメージがあります


実はオニツカタイガー(現アシックス)製だとの話



アメカジに興味を持ち始めた20代前半の頃。

ビンテージジーンズと並んで憧れていたのがビンテージのスニーカーだった。

なかでも特に心を奪われたのが、アメリカンカレッジ色のナイキスニーカー。

「色落ちしたジーンズにカレッジカラーのビンテージナイキを履けたら最高だよな」

などと考えながら、雑誌の写真や古着屋の棚に陳列された実物を見るたびに、

そのカッコ良さと高額さにため息をついていた。

3万円のレッドウイングを買うにも「一生モノ」と意気込んでいた頃。

一足のスニーカーに5万も10万も出せるわけがない。

かといって定価で買える現行品には、かつての名品が持つような

風格は感じられず「ただのスニーカー」以上の感情は持てなかった。

時は流れ、ビンテージスニーカーへの憧れを忘れかけていたある日。

インターネット上のオークションでマイサイズのワッフルトレーナーを発見する。

ノスタルジックな雰囲気漂うスカイブルーのボディに大きめの黄色いスウォッシュ。

いつかは手に入れたいと思っていたUCLAカラーのワッフルトレーナーだ。

迷わず入札し、幸運にも破格の値段で落札。

今では珍しくなった日本製のこのスニーカー、ディテールを元に改めて調べてみると、

どうやら1970年代製で、自分の生まれ年に近い可能性が高い。

今ではローテクスニーカーそのものと言える存在だが、

発売当時はハイテクスニーカーとして脚光を浴び、

ナイキが発明したワッフルソールは特許を取得している。

だが、ランニングシューズの傑作として知られたこのスニーカーも

30年の歳月でウレタンソールは変色・硬化・ひび割れし、

ステッチは所々ほころびている。

最近ではその名を知る人もほとんどいない。

心に染み入るような水色のボディを眺めながら、

30年という年月はそういうものなんだなぁ...

などと感傷的な気持ちになってしまうのであった。


2008年2月



追記 2008/05/06

後日、再びヤフーオークションにて同モデルを発見、ついスペアのつもりで落札。
同じ日本製で、違いはベロの表記のみ。

ものの本によると、NIKEの文字を筆記体で書くとMIKEに見えるということから
ブロック体に改められたとの事。
なので、最初に買ったものより今回買った物の方がやや古い品だと思われる。